我が家を手狭に感じたことはないのだが、好きな街により近い所に手頃な物件を見つけたので「都心の暮らしをもっと楽しめるかな」と購入したところ、これが大正解。周囲からも羨ましがられるほど、夫婦ともに2つの住まいを楽しく使い分ける暮らしがスタート!今週のコラムでは、都心に住みながら、さらにその近くに「セカンドハウス」を購入した、ある夫婦の生活をみてみたいと思います。
創作意欲が増す、妻のアトリエ
以前はマンションを購入する際に広さや部屋数にこだわったが、今回はさほど気にしなかった。2LDK・60平方メートル弱だが、夫婦二人で使うことが多いので思いのほかゆったり過ごせる。南向きの部屋で陽射しがたっぷり注ぐのも気持ちがいい。妻がそこかしこに置いた大型観葉植物もノビノビ成長している。緑豊かで明るく開放的な空間は、都心とは思えない居心地のよさだ。
妻は、セカンドハウスへ来ると家事を一切忘れられるようで、趣味の油絵に没頭している。「日当たりがいいから絵の具が乾くのが速い。描くのがますます楽しくなってきた」と言い、次は念願の100号のキャンバスにトライするらしい。
上野や銀座・日本橋へ10~15分ほどで行くことができるので、ますますフットワークが軽くなり、美術館やギャラリーに足繁く通っている。美術館帰りには、購入したばかりのセカンドハウスへ絵画仲間を招き入れ、お茶を飲みながらアート談義に華を咲かせることが多いようだ。
模型のパーツが揃う、私の趣味の空間
かくいう私は、鉄道模型の制作に熱中している。最寄り駅から徒歩5~6分なので、銀座界隈の行きつけのショップで購入したものをすぐに持ち帰ることができる。高揚した気分のまま制作に取り掛かれるのが幸せだ。実物の車輌が見たくなったら、愛用のデジタル一眼レフを持って家を飛び出せば、上野駅でも東京駅でも15分とかからずに出られるのも有り難い。
ふと気がつけば、夫婦それぞれの趣味のアイテムが凄い勢いで増えている。私は鉄道模型のジオラマを部屋いっぱいに作って列車を走らせることが夢だ。妻はリビングに自信作を並べて個展をしたいと張り切っている。
キッチンや浴室なども本宅同様に使い勝手はいい。妻は気が向けば、こちらでも自慢の手料理をふるまってくれる。互いの同好の士を招いてパーティーを楽しむことも増えてきた。
今やこの住まいは、友人らと気軽に集うサロンともなりつつある。
想像以上に満足、都心のセカンドハウス
生活のベースは本宅なので夜は無人になるだろうな…と思っていたのだが、近くで働く息子が、仕事で遅くなったときによく使うようになった。「ホテル代わりに使うな」とも言いたいが、親としてはいくつになっても子供の役に立てるのはやはり嬉しい。
今までは漠然と「もう1軒は郊外のほうが街の雰囲気が変わって楽しいかな」と思っていたが、私達夫婦にとっては「2件目も都心」がグッドチョイスだった。この選択が想像以上の満足をもたらしてくれている。







GREEN PARK
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